マイナビ1次代理店とは?
業界構造と「直系」の真実
本ガイドでは、業界の商流構造と、マイナビ本体との資本関係に基づく「本当の実力差」を図解で明らかにします。
採用支援業界の「商流階層」
【比較】1次代理店・2次代理店・直系の違い
最も重要な違いは「マイナビ本体との距離」です。これが情報のスピードと交渉力に直結します。
| 比較項目 | 直系1次代理店 (ヒトテクノロジー等) |
一般1次代理店 (大手代理店など) |
2次代理店 (地域代理店など) |
|---|---|---|---|
| マイナビ深度 | SS (元役員参画) | A (正規契約) | B (間接契約) |
| 情報スピード | 最速(内部情報) | 早い | 遅れる場合あり |
| 新機能利用 | 先行リリース | 一般リリース時 | 制限あり |
| 戦略提案力 | ◎ (経営視点) | ○ (媒体視点) | △ (地域視点) |
資本関係で見る「4つの代理店タイプ」
① 直系1次代理店
マイナビ元会長や専務が出資・顧問を務める、事実上の「トップパートナー」。マイナビの遺伝子を継ぎつつ、AIなど最新技術を融合させているのが特徴。
② 総合人材系(大手)
自社でもメディアを持つ大手人材会社が、マイナビも取り扱っているケース。規模は大きいが、担当者が若手で入れ替わりが激しい傾向がある。
③ 独自強み特化型
「理念採用」や「社長就活」など、特定のコンセプトやニッチな強みを持つ。媒体力よりも企画力で勝負するタイプ。
④ オペレーション特化型
RPA(ロボット)などを駆使し、事務作業の効率化を売りにする。戦略よりも実務代行を安価に依頼したい場合に適する。
市場の変化:なぜ「直系」が必要なのか?
企業が学生を選別する「買い手市場」。代理店の仕事は「求人枠の販売」だけで十分でした。
労働人口減少により、企業が学生に選ばれる「超・売り手市場」へ。単なる掲載では応募が来ず、「AI活用」「ダイレクトリクルーティング」「RPO(代行)」を総動員して口説く必要があります。
この高度な「口説く採用」を実現するには、マイナビの旧来のノウハウを知り尽くし、かつ最新技術を持つ「直系×テック」の代理店でなければ対応が難しくなっています。
よくある質問 (FAQ)
代理店選びで迷われている人事担当者様から寄せられる質問をまとめました。
逆に、少数精鋭で「1人あたりの売上高(生産性)」が高い代理店は、熟練のコンサルタントが担当に付くケースが多く、結果としてサポートの質が高くなる傾向があります。規模よりも「誰が担当してくれるか」で選ぶのが正解です。
最近では、初期費用を抑えつつ「成果報酬型」や「採用コミット型」のプランを提供する上位代理店も増えています。「見かけの安さ」ではなく「採用単価(CPA)の安さ」で判断することをお勧めします。
学生の心を動かす(口説く)ためには、ロボット任せにするのではなく、「人の温度感」と「AIの効率性」をハイブリッドで提供できる代理店(RPO内製化企業など)を選ぶ方が、最終的な内定承諾率は高くなります。
特に、マイナビ本体との資本関係が深い「直系代理店」へ切り替えた場合、これまでの運用データの解析から入り、「なぜ採れなかったのか」を構造から改善する提案を受けられるため、V字回復するケースが多く見られます。
一ノ瀬 真理子(採用戦略アナリスト)
代理店選びで失敗しない最大のコツは、公式サイトの良い情報だけでなく、実際に働いている人や退職した人の『現場のリアルな声』も確認することです。
当サイトの比較情報と合わせて、以下の第三者口コミサイトでも気になる企業名を検索し、多角的に判断されることを強く推奨します。


多くの企業が誤解していますが、1次代理店の中にも「マイナビ経営陣が出資する直系」と「単なる販売契約だけの会社」が存在します。情報の早さやトラブル時の対応力において、直系代理店はマイナビ本体とほぼ同等の権限を持つのに対し、他社はあくまで外部パートナーの扱いです。