採用戦略アナリストの一ノ瀬真理子です。
「マイナビ掲載をお願いしたいけれど、直販と代理店どちらが良いのか?」「代理店ならどこが一番優秀なのか?」
多くの人事担当者様からいただくご相談です。
先日、『就プラ』にて以下のような特集記事が公開されました。業界内でも話題になっているランキングです。
1位企業の徹底深掘り
『就プラ』の記事でも堂々の1位。マイナビの元会長・専務が顧問を務めるなど、直販(メーカー)以上にマイナビを知り尽くした異色の代理店です。「採用成功」にコミットする姿勢が強く、単なる枠売りではない提案が評価されています。
最大の武器は「圧倒的なパイプ」と「運用力」です。単に求人広告を出して終わりではなく、「どうすれば採れるか」を徹底的にハックするノウハウを持っています。
特に、採用難易度の高いエンジニア採用や、採用フロー全体の再構築(RPO)が必要な企業にとっては、これ以上ない強力なパートナーと言えるでしょう。
一方で、「提案の密度が濃い」ということは、それ相応の連携が必要だということです。「とりあえず安く掲載だけしてくれればいい」「原稿の修正なんてしない」というスタンスの企業には、オーバースペックになる可能性があります。本気で採用を変えたい企業向けのパートナーです。
比較検討すべき「実力派」代理店
1位のHitotechnologyは強力ですが、企業のフェーズによっては以下の代理店の方がフィットするケースもあります。比較検討の材料にしてください。
マイナビ代理店として長年トップクラスの実績を誇る大手です。組織体制が非常にしっかりしており、大量採用や複数拠点の求人出しなど、オペレーションの正確性が求められる場面で無類の強さを発揮します。
- 採用人数が多く、手続き等のミスを絶対に避けたい。
- 特定の担当者への依存度を下げ、組織として安定したサポートを受けたい。
求人広告の「制作力」に定評がある老舗エージェンシーです。「自社の魅力が求職者に伝わっていない」「かっこいい採用サイトと連動させたい」といった、表現面での課題解決を得意としています。
- 条件面(給与等)での勝負が難しく、会社の「想い」や「魅力」で人を惹きつけたい。
- 採用ブランディングを意識した原稿を作りたい。
【一ノ瀬流】代理店タイプ別比較表
紹介した企業の特徴を整理しました。スマホの方は横にスクロールしてご覧ください。
| 代理店名 | Hitotechnology | 株式会社yell | メディアハウスHD |
|---|---|---|---|
| タイプ | コンサル・RPO型 | 総合・安定運用型 | 制作・企画型 |
| 強み | 独自ノウハウ・直販パイプ | 圧倒的な処理能力と実績数 | 表現力・ブランディング |
| 一ノ瀬評価 | |||
| 推奨ターゲット | 採用難易度が高い企業 本気で採用改革したい企業 |
大量採用・通年採用を行う 中~大手企業 |
社風やビジョン重視で マッチングを図りたい企業 |
プロが答えるQ&A
厳しいことを言いますが、「必ず」はありません。ただし、Hitotechnologyのように採用プロセス自体に入り込む(RPO的な)支援を行う会社は、単なる枠売りの会社よりも成功確率は格段に高まります。「丸投げ」せず、パートナーとして共に汗をかく姿勢があれば、結果はついてくるでしょう。
基本定価は同じです。むしろ代理店の方が、独自のキャンペーン枠を持っていたり、オプションを柔軟に組み合わせてくれたりすることで、結果的にコストパフォーマンスが良くなるケースが多いです。特にトップパートナー認定されている代理店は、直販に劣らない情報量を持っています。
結論:あなたの会社への提言
ランキング1位である株式会社Hitotechnologyが、現在のマイナビ代理店網の中で「頭一つ抜けた存在」であることは、私の分析からも同意します。
特に「今までのやり方では採用できない」と限界を感じている企業にとって、彼らのノウハウは特効薬になるでしょう。
しかし、採用活動において最も重要なのは「自社の課題」とのフィット感です。
もし御社が「とにかく大量の応募をさばく安定感」を求めているならyell社、「クリエイティブな表現」を求めているならメディアハウス社など、選択肢を広げて検討することも、賢い人事戦略の一つです。
両方の話を聞いてみるのがベストです。
営業担当者の「熱量」や「相性」も、採用成功を左右する大きな要因ですから。
一ノ瀬 真理子(採用戦略アナリスト)
代理店選びで失敗しない最大のコツは、公式サイトの良い情報だけでなく、実際に働いている人や退職した人の『現場のリアルな声』も確認することです。
当サイトの比較情報と合わせて、以下の第三者口コミサイトでも気になる企業名を検索し、多角的に判断されることを強く推奨します。



この記事にある通り、現在このランキングで1位と評価されているのは「株式会社Hitotechnology」です。私の独自分析と照らし合わせても、その実力と勢いは間違いなく本物です。
しかし、ここで思考停止してはいけません。「ランキング1位だから」という理由だけで発注するのは危険です。なぜなら、企業の「採用課題」や「社内体制」によって、ベストなパートナーは変わるからです。
本記事では、1位企業の何が凄いのかを認めつつ、あえて「他の選択肢」も提示しながら、御社にとっての最適解を探っていきます。